17受験体制に巻き込まれずに、自分づくりを日常生活や遊びを大切に 私たちの園には、桐朋小学校への推薦を受けることができる制度があります。 私たちの学園では、幼児期、児童期、青年期、それぞれの時代にふさわしい育ちが必要であると考え、その発達の時期にふさわしい課題を追究した保育、教育を展開しています。 推薦制度によって、受験教育の体制に巻き込まれることなく、長い期間をかけて自分づくりや他者とのかかわりを育みます。 桐朋幼稚園の入園考査は、前もって特別な準備をしなければならないようなものではありません。2歳の子どもたちが、日常生活や遊びの中から自然に身につけている感性、行動などを大事に考えています。 私たちは、入園考査のための準備教育を望ましいものではないと考えます。乳幼児期から知識を詰め込んだり、他者からの評価に縛られたり、できるできないということにとらわれすぎることは、子どもたちの発達にマイナス作用を及ぼします。 乳幼児期において、ゆったりとした時間を楽しみ、たっぷり遊びこむことを大事にした、その子にとって生き生きと過ごせる生活を送ってほしいと願います。推薦制度について入園考査について桐朋学園の構成桐朋学園大学院大学桐朋高等学校(男子)桐朋中学校(男子)桐朋学園小学校(共学)桐朋幼稚園(共学)桐朋女子高等学校音楽科(共学)桐朋学園大学音楽学部桐朋小学校(共学)桐朋学園芸術短期大学桐朋女子中学校(女子)桐朋女子高等学校普通科(女子)仙川キャンパス国立キャンパス富山キャンパス〈音楽部〉
元のページ ../index.html#17